作詞作曲 ぬゆり
おんなじだけ夢を見てる狡猾さに
違う言葉を今ただ待ち続けている
今しがた終わるはずだった想像に
延命処置を続けてまだ息を注ぐ
代わりの利く感動を 焼き増しのドラマチックを
あなたへ
語り得ぬさいはての奥を無理矢理繋ぎ
奪わないで 無くさないで それから
どうか!
もっと嫌って 際限なんか奪って
衝動なんかもうどうなってもいい
崇める意味が溢れる前に
オリジナルの地獄に落ちて
どうか
もっと祈って 這い蹲って祈って
偶像なんか追い縋っていて
失っていろ 蹴落としていろ
作り上げた虚無に胡座をかいていろ
カラカラの脳味噌を絞り続けている
踊らされることをまだ自覚している
安全な街の中で君が見据えているものは
あたしだ
吐き出し捨てていくことさえ咎められなくて
笑わないで 厭わないで 歪んで
どうか
もっと惑って キャッチーを奪って
救援なんかもう来なくてもいい
忘れるなんて出来ないくらい
脳髄にちゃんと擦り込んで
どうか
もっと描いて 空想なんて拭って
盲信ばっかもう窮屈なの
油を差して 火を灯して
錆びついている言語に血を通してみて
明快な回答は無く
こんな歌だって陳腐なんだ
再来の審議ばっかで
まだ踊り足りないの!
どうか
もっと嫌って 際限なんか奪って
衝動なんかもうどうなってもいい
崇める意味が溢れる前に
オリジナルの地獄に落ちて
どうか
もっと描いて 後悔なんてしないで
雑音なんて消えてしまえ
浪費してる言葉で呼んで
終わりのない温度で焼き尽くして
震わせてみてよ
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い~やい~やい~や
作詞:Neru&z'5
作曲:Neru&z'5
編曲:Neru&z'5
唄:鏡音リン・鏡音レン
腹這ってりゃ数年ポシャった この怠惰が憎いが
まだこうしてベッドでまた寝腐っている
ここ最近調子は悪いが いや本気はまだまだ
そう言ったのはこれで何度目の台詞だろ
無造作なヘアー 一重の両目
学歴は中の下で
ご存知モテない 身なりは三流
お涙をどうぞ頂戴
僕等、優等生じゃないさ
だから終身刑でい~や
能天気STYLE い~や い~や い~や
金輪際一生 ナンセンスだってい~や
能天気STYLE い~や い~や い~や
最低で結構 堂々クズでい~や
夜、センチメンタル相俟って 希死念慮のロケットを
百四十文字のポエムに放っている
こりゃ相当にBADキマった なら不貞寝に決まりだ
ただいつまでこうしてやり過ごすつもりだろ
負け犬吠える 居ないも同然
逃げ足だけが得意の芸
餌を待つのみ 口だけ達者
獲物には即座敗走
嘘も方便だって言うさ
だから同情なんてい~や
能天気STYLE い~や い~や い~や
金輪際一生 ポンコツだってい~や
能天気STYLE い~や い~や い~や
最低で結構 ヒッピーだってい~や
腹減ったらやる気がグズった またスマホを弄った
ただこうしてベッドで死んだフリをしてる
くたばったらいっそ楽チンだ ならどうしてそうしない
そりゃ僕がこれっぽっちのヘタレだからだろ
また噂のアイツがバズった まあ正直ジェラった
ただこうしてベッドで僕は腐っている
ここ最近調子は悪いが いや本気はまだまだ
もうどうにもこうにもなってくれ お釈迦様
能天気STYLE い~や い~や い~や
金輪際一生 風来坊でい~や
能天気STYLE い~や い~や い~や
最低で結構 能無しだってい~や
能天気STYLE
明日は頑張ってるといいな
能天気STYLE
だから今日はグダってい~や
アンハッピーバースデイ
作詞:かいりきベア
作詞:かいりきベア
作曲:かいりきベア
編曲:かいりきベア
唄:初音ミク
【愛】 怖い 去ってって荒廃
DIE 次第 病んでって
他意 期待 断ってって退廃
大嫌いさ
ナイ 来ナイ 来ナイ きっと誰も
ナイ 来ナイ 来ナイ たった一人も
ナイ 来ナイ 来ナイ そっぽ向いて
興味ナイ 見ナイ。
「一杯なってさ」 蹲って
「いっぺん ぎゅってさ」 紐 縛って
壱 弐 参 でさ
もう消えたいのさ
アンハッピーバースデイ デイ デイ
ガラクタになって 鳴 鳴 鳴
脳内 ナーバスデイ 泥 泥
バラバラに舞って 迷 迷 迷
【消却】
バイバイ バイバイで廃材
ハッピー 消し去ってハッピー
バイバイ バイバイで 灰 灰
ハッピー
【想】 悲壮 縫ってって心臓
脳 苦悩 擦ってって
もう不毛 OFF(切)ってって感情
無い未来さ
ナイ 届カナイ 慟哭も
ナイ 届カナイ 乾く心も
ナイ 届カナイ みんなみんな
ナイ イナイ イナイ。
「一杯なってさ」 願わくば
「いっぺん ぎゅってさ」 抱きしめて
壱 弐 参 でさ
夢見たいのさ
アンハッピーバースデイ デイ デイ
ガラクタになって 0(零) 0(零) 0(零)
大体 ナーバスデイ 泥 泥
泥濘(ぬかるみ)に這って 生 生 生
【焼却】
バイバイ バイバイで廃材
ハッピー 無くなってハッピー
バイバイ バイバイで 灰 灰
ハッピー
アンハッピーバースデイ デイ デイ
生まれてきた意味なんて もう無い
もっと 嘆いて
届かない ずっと 声 声 声
バースデイ デイ デイ
ツギハギになって 延 命 命
もう無い バースデー CAKE CAKE
ヒトリキリ ずっと 生 生 生
【忘却】
バイバイ バイバイで廃材
ハッピー 消し去ってハッピー
バイバイ バイバイで 灰 灰
ハッピー
HAPPY?
フォログラフ
作詞:ぬゆり
作曲:ぬゆり
編曲:ぬゆり
唄:GUMI
安心と選民思想を選び抜いたようになって
雨が降るまでを口を開いて待っている
宣誓 今日これまでを価値のある日々とします
再掲 今日これからを意味もなく磨り潰します
潜在ばっかしてると誰も何も言わないの
見透かしてみてよ 暗いなんて言っていないで
多分もう駄目だろう 生きることを省略して
閉口 唇は何を言いたがっていたんだろう
遠すぎた思想をリセットして乾きを誤魔化している
色褪せないで君のポケットからライターを抜き取って
溺れ溺れた空想が 舞台の外から見ている
最後の最後の間 君は手を取った ずるく笑っていた
啓蒙 導くなら騙し合ったりしないで
音を止めないで 分からないままでいいよ
掃討 繰り返して 0になってもやめないで
盲信 嘘をついた 置いてけぼりばっかりだった
形骸を、残した風習を崩せないはずだった
疎まないで 話せない僕をそんな目で見ないでよ
巡り巡った心象が散らばった声を壊している
ゆらりゆられた曖昧を 許したくなかった 認めたくなかった
誰の宣誓だ耳塞いで ださいことばっかしないで
誰も閉口だ目を伏せって 後ろも前も見えない
痣食らって頬を叩いて 傷つくったって誰も見ない
何見たって何食べたって 乾く心象が僕を繋ぐ
巡り巡った心象が散らばった声を壊している
最後の最後の間 逃げ出したかった 逃げてしまった
溺れ溺れた空想が 舞台の外から見ている
明かりが戻る朝まで分からないままだった
罅を広げていた 君と笑っていた ずるく笑っていた
フラジール
作詞:ぬゆり
作曲:ぬゆり
編曲:ぬゆり
唄:GUMI
くしゃくしゃになった診察券を持って簡単な想像に日々を使っている
単調な風景にふと眠くなって回送列車に揺られ動いている
看板の照明が後ろめたくなって目を落とした先で笑っていた
通りを抜けて路地裏の方で屈託もなく笑っていた
映画の上映はとうに終わっている 叱責の記憶がやけに響くから
できれば遠くに行かないでくれ 出来るなら痛くしないで
構わないで 離れていて
軋轢にきゅっと目をつむって
報わないで 話をして
窓越しにじっと目を合わせて
退廃に暮れた劇場の角で眠らなかったはずが眠っている
アラベスクには触れなかったんだ 火がついたように街が光った
無頓着なあの子が傘を差したら それで救われるくらい単純でしょ
左手の指輪 右手に隠して 戸惑ってるふうにしてた
捜さないで いつの間にか
消えたことに気づく距離ならば
許さないで 最初だけは
悲しくもないはずにしたくて
構わないで 離れていて
軋轢にきゅっと目をつむって
報わないで 話をして